年末だかに買ったまま積ん読になってた『経済論戦の読み方』。新書なのがもったいないぐらい。私自身は『エコノミスト・ミシュラン』自体をあまりよく知らないので、銀行家や証券屋の言うような先入観なしに読めたのかもなあ、とは思った。
ただ、議論である以上は批評や論評に晒されるのは必然なわけで、その人が甘受しがたいクオリティの低さや立ち位置の不明確さを指摘されたとしても、それはそうなんだから仕方がないじゃんという割り切りができない奴らは多いようである。加えて、批評するに耐えない経済知識しか持たない人であっても、その人がどのような立場で主張し、全体の枠組みのなかでどのような立ち位置であるかを示すガイドラインのようなものは確かにあまり類書がないので市場や経済について多少でも関心のある人には一読をお奨めする次第。
もっとも、市場でやっている人からすれば「議論するな。結果を示せ」というのも哲学としてはあるので、あくまで学識向上を目的として、ですかな(笑)。
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やはり隊長はすごいなあ。感謝します m()m http://kiri.jblog.org/archives/001305.html ところで野口旭さんの連載最終回が出ました。 http://hotwired.goo.ne.jp/original/noguchi/050105/textonly.html { さらに特筆すべきは、そのリフレ派的な考え方...
Linked from 野口連載最終回&隊長への感謝 : Economics Lovers Live at 2005.01.06この方ですね
http://reflation.bblog.jp/
おいら(理系出身の証券屋)は氏の自説の説明に関してちょっと説明が端折っている(その位知ってろヴォケって事なのかも知れないけど)という感じで読むのに苦労しました。「通貨発行益(シニョリッジ)を用いた減税政策は赤字国債の発行も増税も不要なので無問題(77ページ、意訳です)」のところなんぞは説明(形式は違えども国債の日銀直接引受と本質的に同じじゃネーノって意味で)が欲しかったなぁと思う次第。
所謂リフレ派(一緒くたにするとまた怒られるのだが)の持ち出す理論は判らんでもないのですが、市場から見ると何かこう違和感があるんですよね。そこをちゃんと議論できない現場のわたしらがもっと勉強せいって事なんでしょうけれども。
・・・・・20くらいかな?(w
日本振興銀行社長に木村剛氏が就任
http://www.asahi.com/business/update/0104/051.html
中国・渤海湾に巨大油田、国内消費量の80年分
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050104AT2M3000E04012005.html
>>7
それは思う。激しく同意。
隊長もあくまで学識として、と書いている通り、
やっぱり市場を仕事で扱っている人からすると
若干違和感はあるかなぁとおもう。
隊長のオススメと思えば、頑張って読めそう。
値段も安いし買ってみます。
難しくて退屈な本かと思いきや、読み出すとぐんぐん引き込まれて一気に読んじゃいました。とかいう本でありますように。 なむなむ。
>>8
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20050104AS1F0400904012005.html
こっちの写真はなかなか
正月福笑いな感じです
>>8
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20050104AS1F0400904012005.html
こっちの写真はなかなか正月福笑いな感じです
「木村氏は社長就任のため、KFi代表、金融担当相のアドバイザリーチーム、総合ビジネス誌の出版社を辞めたことも明らかにした」だとよ
日本振興銀行社長に木村氏
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20050104AS1F0400904012005.html
木村氏は社長就任のため、KFi代表、金融担当相のアドバイザリーチーム、総合ビジネス誌の出版社を辞めたことも明らかにした。
アマゾンにリンクしてあっても、
隊長に金が落ちるようになってないのに感動した!!
金持ちにケチが多い世の中だけに気持ちがよかったっす。
身の回りが落ち着いたら買って読みたいと思います。
中国・渤海湾に巨大油田、国内消費量の80年分
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050104AT2M3000E04012005.html
結果を出せといってる人間のほとんどが、インデックス未満の利回りしか実現できていないのも事実。
努力してて、葛藤があるのもよく分かる。あと一山超えれば、晴れて「リフレ派」の仲間入り。(笑)
中国の育毛剤「101」、新潟で生産へ
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-050104-0029.html
>>23
隊長は昔アンチリフレ派だったんだが、
リフレ派に転向したから、木村を叩いたのか、
木村を叩く為にリフレ派をも容認し始めたのか?
この辺の隊長の立ち位置が不明瞭だ。
リフレは、政策として採用されなかった事が失敗の最大の理由だが、理論としては今でも生き残ってる。
というか、リフレの理論を補強する結果しか出てないと言う今の経済状況は素適だ。
と書いてたら、木村も立ち位置変更を始めやがった、
子ねずみは、他人ですかそりゃそうですな(w
前々からどこかしらで紹介されて読もうと思っては
三秒後に忘れると言うことを繰り返してきましたが、
忘れる前にアマゾンでクリックというのも悪くないですな
あとでクリックしておこう
この辺とかは,ネット上での経済論議がまとまっていて,
面白いですなぁ。
http://reflation.bblog.jp/entry/95171/
>>29
そこ見ても分かるように、どらえもんが切れたのが、
2001年の4月、つまり9.11の前に、既に議論は尽くされ、
下司退治を始めてるんだよね。
切込みは、なんで偉そうに2004年が分水嶺とか、言えるのか?
恥ずかしくないのだろうかねぇ。。。
もう、分水嶺は越えた。後はこの大河をどうするか?
って事だけなんだけどねぇ…
ブッシュと小泉が当選しちゃった、2000年が分水嶺だったんだよ。それを知ってる人にとっては、ニートが生まれても、練炭自殺が流行っても、そりゃそうだわな…
という気分にしかなれない。
とりあえずこれ読んで議論の水準上げようと。
それとは別に木村剛氏の社長就任の件について
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20050104AT1F0400X04012005.html
【ネット】ネットウォッチの先駆的存在「ザ・バトルウォッチャー」が閉鎖へ【BWP】
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1104843776/
隊長、感想をどうぞ。
ブログ:
米国では読者3240万人、840万人が開設
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/network/news/20050104org00m300066000c.html
>新書なのがもったいないぐらい。
ここらへんに現代書き手としての誠実さや書評総括が出てますな。
書き物をするときは起承転結といった型にこだわらず、言いたいこと、言うべきことを先に述べるのが現代流。
起承転結→結転承起→欠点笑気くらいに持っていければ元ネタとは別枠で楽しめるかと思いますが、
そうしないのは読み手としての立ち位置や良心がそうさせるのでしょう。学術に対する一定量の敬意と言い換えても差し支えない。
宜しき宣伝手法かと思われます。
↑以上、旧来風起承転結型文面
山形さん、グッジョブです。
今年の大きな収穫ですともそうですとも。
http://book.asahi.com/review/index.php?info=d&no=7306
「山形浩生 書評委員お薦め「今年の3点」 」
隊長はビール党書評委員長なのですから
1冊などと勿体つけずにどーんと紹介いただきたい。
リフレ派が支持を広げられない理由って何なのかなあ。
企業の経営者やサラリーマンから見ると、現場での頑張りの積み重ねの結果、景気が回復するというストーリーが正しい姿であって、日銀や政府がお金を刷ってインフレ期待を起こせば景気回復というストーリーは、邪道に見えてしまうということなんだろうか?
ガンバリズムを信奉する企業人には、「みんな頑張って構造改革だ」という方が、感覚的に納得できてしまうのかな?
>>21
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?tag=kiriblog-22&creative=203&camp=23&link_code=st1&path=ASIN/406149760X
となっているんだが、kiriblog-22って隊長じゃないの?
確か去年からkiriblog-22に繋がっているぞ。
リダイレクトされていたかは記憶に無いが。
堂々と紹介料取って構わないと思うんだがね。
逆に言うと、こっそり転送するくらいならやるなよ。
☆ チン
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・)< 最近読んでて面白かった本2まだー?
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>>55
インフレターゲットをちゃんと定めていれば、それ以上に信任を失わせる事態は起こらない。
例えば年率3%のインフレターゲットとすれば、通貨は3%くらいのインフレになるんだなあとみんな思うけど、それで通貨を信用しなくなる人はいないでしょう。
>>55
インフレターゲットをちゃんと定めていれば、それ以上に信任を失わせる事態は起こらない。
例えば年率3%のインフレターゲットとすれば、通貨は3%くらいのインフレになるんだなあとみんな思うけど、それで通貨を信用しなくなる人はいないでしょう。
某板にもちょっと書き込んだが、『万物理論』は小説としてはイマイチだった。たぶん各登場キャラの心境変化について丁寧な書き込みが少なかったり、一部の主要キャラがほとんど喋らなかったりするため、各キャラの人間性みたいなものが掴みづらかったからだと思う。また、主人公に感情移入出来なかったのも原因かもしれない。言動を見ていて「コイツ、何やってんだ?」とツッコミを入れたくなる箇所が多数あった(というか、あんまり人間的でないキャラだからかもしれんが)。ただし、以上のような指摘はあくまで個人の好みの問題なので、当然全く別の見方をする人もいるだろう。
とはいえ、数々の(物語の中ではマトモとされる学説を提唱する)学者やトンデモ学者、変なカルト集団などが信奉する学説には、論理的に複雑かつ難解なものが多く、それゆえに読者を本当に騙してしまいそうなほどの説得力があり、読んでいて楽しかった。例えば「自発的自閉症協会」だか何だか忘れたが、そこの代表の主張は「本当にその通りかも・・・」と思わされるぐらいのものだった。ただ、一つだけ残念だったのは、これらの学説は俺のような文系人間に優しくないということ。そのせいで、専門用語が出て来たら訳が分からなくなることがたまにあった。もっとも、読み手が科学に通暁していることを前提としているのであれば、著者に何ら非は無いわけだが。というか、この件については、文系・理系というより自分が単に不勉強なだけかもしれない・・・orz
で、もう一つ良いところを挙げると、将来人類が直面するかもしれない性問題とか倫理的問題とかに踏み込もうという努力の形跡が見られること。さっき例示した「自発的自閉症」なんかもその一つ(いや、やっぱりこれは非現実的かもしれん、分からん)。これを簡単に要約してみると、「皆が支持してる人間性はそっちだけど、こっちに変えた方が感情的な衝突などのトラブルが少なくていいんじゃない?」みたいな疑問を投げかけている。それ以外にも沢山疑問の投げかけがあるのだが(最後に著者というか主人公なりの答えがあることは言うまでもない)、とにかく奥が深くて考えさせられるものばかり。
結論としては、普通に小説を楽しみたい人にはオススメ出来ないが、時に理解が追いつかなくなるほどの巧みなロジック、それから諸々の問題について著者が投げかける疑問の数々(←SF世界の話だけど)を楽しめる人であれば、買っても損は無いと思う。
とまあ、以上が素人の感想。長々と書いてしまって申し訳無い。
・・・さて寝るか。
>57
「通貨はそんなに都合よくコントロールできない」という批判に対しては、「できる」と言い切って終わりですか、そうですか。
>>61 量的な問題だと思います。インタゲで通貨コントロール不可能派というのは、大別して二派(ハイパーインフレ派と無効派)にわかれます。あなたがどちらかあるいは両方かわかりませんが、まず前者のハイパー派については、過去のハイパーインフレの経験と現状の理論(斎藤誠氏、小野善康氏抜かす)からいえば、期待を制御する政策がハイパーインフレの抑制にきわめて有効だということ、それに財政赤字のファイナンスを政策目的とするものではなく、リフレ派の多くが重視している財政再建の中長期的な重視とが兼ね合わせる政策スタンスもハイパーインフレの抑制にやはり有効であること、などからハイパーインフレの可能性は考えにくい。またゼロ近傍の物価水準から瞬時にハイパーな水準にジャンプすることはありえず、中間的な領域を通過することは明白なので、そこでも金融引き締めを含めた一連のインフレ予防政策が有効でしょう。まだありますが一応ここまで。
後者の無効派については、その可能性は否定はしません。しかしリフレ派はインタゲにより期待に訴求する政策の有効性をみるために、貸し出し経路を重視している場合などでも長期国債買いオペが銀行のバランスシートを改善することで、端点解にあるような流動性の罠のケースでも、貸し出しが増えること、さらに貸し出し経路が全然だめであっても当面のデフレ脱出には企業の潤沢なフリーキャッシュフローをみればそれによるファイナンスで投資増が可能であるなどの理論と実証そして歴史的経験を積み重ねています。それでもなお「理論的可能性」(歴史的な経験では「無効の可能性」は否認されています)があるのは先にいったように“完全”には否定できません。しかしそのときは、バーナンキの背理法が意味するような無税国家が出現します(私はもちろんそんなバカなことはおこらずにちゃんと想定どおりに緩やかなインフレになると思いますが)。
以上です。
切込隊長様、今回は拙著のご紹介本当にありがとうございました。トラックバックでお礼を述べようとしましたが送れませんでしたのでコメント欄でさせていただきます。
どうしたわけか名前とURLが消えてますが、上の62は私のざっとした書きこみです。
ではまた
>>62
なんと、私の代わりに田中先生にレスしてもらえるとは!
ここまではっきり説明して下さると、私なんぞが付け加えることは何もありません。
田中先生ご光臨につき一つお願いしたいのですが、>>7で私が申しあげた疑問についてご解説いただけると誠にありがたく存じます。「政府紙幣の発行による減税政策と国債発行+日銀による国債引受(あるいは買いオペ)での減税政策がどう違うのか」という点です。初歩的な質問でもうしわけありません。
専門性の高い議論が繰り広げられる先生のブログでご質問するのも気が引けるものでこちらにポストしちゃいました。
>>68
私の表現が稚拙でお気持ちを害されたことをお詫びいたします。「田中先生のブログは経済学の専門家が専門用語を駆使して議論しているので初歩的な質問がしにくい」いう事を表現したかったのですが・・・・申し訳ございません。
>>62
こんなところで、また何と丁寧な回答だと思ったら著作者さんでしたか。一応本買いましたよ。今、木村某へのコラムまで読みました。
スタンスとしては、ハイパーインフレ派。財政赤字がすさまじいからねぇ。通貨信認の崩壊が起きるのにとっても最適な状況でないかな?、と感じています。